設備がない・お金がかかる

少子化、少子化といって子供の数はどんどん減少していっているそうです。しかし、不思議なことに子供を預けることのできる保育園などは待たないと入所できなかったりします。保育園に空きがないために、働きたいのに働くことのできないお母さんたちがたくさんいます。中には、働くのが単純に好きだから働きたいという女性もいるかもしれませんが、おそらくほとんどの場合はやはり家計のために働きに出ようと思っていると思います。

私も、一度保育園に預けようかと空き状況や料金などを調べたことがあります。所得に応じて保育料が変わるのですが、ひと月に2万円を超える保育料が必要でした。私が働きに出ようと考えていたのはがっつり正社員としてではなく、パートです。パート勤務では稼げる金額は決まってきます。もちろん、働きに出るわけなので、保育料に全部消えてしまうわけではありませんが、なんだか保育料を稼ぐために働きに出ているような気がしました。

また、保育園のほかにも託児所というものがあります。都会のほうに出れば本当にあちこちにたくさんあります。しかし一時的な保育で、預かり料も意外と高いのです。私の友人は看護師の仕事をしていたのですが、勤めていた病院には託児所の設備がありませんでした。また、保育園も空きがないために、託児所に子供を預けていました。託児所は料金は高いのですが、保育園とは違い24時間子供を預かってくれます。友人は夜勤があったので、その点ではとても助かっていると話していました。

しかし、預けるのはどこでもいいわけではなく、会社にいると子供の発熱が理由で早退したり遅刻したりする人がいて、気を遣うしストレス抱えてしまいます。自分が預けることを考えると不安になります。保育所に看護師さんが常駐しているところが見つからず、幼稚園でも稀でした。子供を預かるところに看護師さんが必要だという制度があるわけではないので無理もありません。安心して預けられるという条件に、「感染防止対策実施」という内容は外せません。